大幡福祉の会(7月度)

中津市地域包括支援センターいずみの園

2012年07月19日 14:15

7月17日(火)の午後7時30分より
大幡福祉の会”輪”の定例会がありました。

7月10日に行われた研修会の反省会と
研修会を受けての今後の活動について
話し合いが行われました。

研修会の感想では、
「多くの参加があった」
「福祉の会のことを知ってもらえた」
「今まで行ってきた活動を伝えることができた」
など、地域に対してその存在を知ってもらい、
関心を抱いてもらえる第一歩になったこと
が重要だったようです。

今後の活動については
 第2次地域福祉活動計画の実践目標に基づいて5ヵ年で行っていくことを確認し、
はじめに「地域のお助け隊」を作ることを決めました。(1番目の目標)
そのためには、現在作成している社会資源リストを見直して
大幡地域の方々に知っていただくように配布することを計画・確認しました。
 しかし、課題としては、地域や住民のニーズと社会資源を結びつける
コーディネーターが必要であることでした。
 住民組織による活動なので、地域包括支援センターとしては
見守りながら、必要に応じて専門的アドバイスを行うことに徹していきたいと考えています。

また、研修のアンケートには地域サロンを作ることに好意的に意見が多く、
この計画も進めていく必要があります。(3番目の目標)
参加者のおひとりから「平成6年より男性料理教室やミニデイや健康講座や有償サービスの
立ち上げやその経緯について紹介」があり、大幡校区でも独自にさまざまな住民活動が
行われて次の世代に引き継がれていることを知りました。
 目標にあがっている地域サロンもすでにその元になるものが大幡校区にはあり、
それを核に各小地域に広げていったり、多世代(子ども子育ての人や障がいを持った人)
に広げていく可能性が大いにあり、礎を築いてきた当人がおられるので、
そこからの発展が望めると思いました。

更に深く突っ込んだ意見では「現在の高齢者は守られる存在なので、自立をしていかなければ
いけない。全国各地では、高齢者が生きがいを持って働いている。働くことで健康になり、
医療費も下がっている。健康寿命が男性は70歳ぐらい、女性は73歳ぐらいであり、これを
伸ばせるような取り組みも必要で、勉強もしていかなければならない。」

他の意見では「自助、共助、公助の考え方があるが、元気な人は自分で健康管理をして
公民館活動に参加している(自助)。閉じこもりがちな人や出てこない人のために
大幡福祉の会がある(共助)。共助の部分を福祉の会が引っ張って支えていく必要がある。」

今後の活動については皆様方から多くの意見が出され、私自身もすごく共感する部分や
勉強になった部分もありました。すごくいい会議でした。

大幡校区の地域福祉の実践目標は、3つありますが、3つそれぞれが個々別々ではなく
3つが相互に関連しています。その中で、地域包括支援センターのひとり暮らし高齢者
安心ネットワーク構築事業にも深くかかわっていますので、今後も積極的に関わっていきます。