2012年09月14日
介護になる状態を予防するための取組み
今日は、介護になる状態を予防するための取組みについてお知らせします。
具体的に個々人で何をするかという、例えば、身体を動かすとか趣味を持つ
等については今回はお知らせせずに、行政の取組みと地域包括支援センター
の具体的な動きについてお知らせします。
平成24年度の介護保険の改正で、地域包括ケアシステムの構築を2025年までに
行うということがあげられています。
ここで、地域包括ケアシステムという言葉となぜ、そのシステムを2025年までに
作り上げなければならないのかという疑問が出てくるかと思います。
まず、地域包括ケアシステムですが「住み慣れた地域で」できるだけ長く元気で
自分でできることは自分で行うために、介護が必要になる状態をできるだけ遅らせる
ために必要な予防や介護や医療や生活支援サービスや住宅のサービスを必要に応じて
組み合わせて提供するシステムです。
2025年というのは、団塊の世代の方々が、75歳になる年です。
2015年に団塊の世代の方々が65歳になり、いわゆる高齢者になり、
2025年には介護リスクの高い後期高齢者になるので、そのためのシステムを
今のうちから構築していこうというものです。
このシステムのコーディネート機関として位置づけられているのが
地域包括支援センターです。
2006年の介護保険の改正で地域包括支援センターができ、その機能強化を
図るべくさまざまな事業が取り組まれています。
そのうちのいくつかを紹介します。
まず、地域ケア会議です。これは、地域包括支援センターの職員やケアマネジャーが
作成する介護予防支援計画書(予防ケアプラン)を利用者の自立に向けた方向性を示す
ものとするために、行政や地域包括支援センターや専門職(リハビリ専門職、管理栄養士、
歯科衛生士)や介護予防サービス提供事業所が集まり行われる会議です。
結局、その会議でそうそうたるメンバーが集まり、何をするかというと、
ケアマネジャーなどが立てた予防ケアプランが利用者本人の自立を促すものになっているか、
自立できたら、サービスから卒業するようにすることを話し合う会議です。
利用者本人ができにくいことを期限を決めてできるようにして、
できるようになれば、介護保険サービスからの卒業ということになります。
たとえば、さて、将来像1,2を見てどちらが、利用者本人の自立になっていますか?また、年をとってもどちらを望まれますか?
年をとっても、人のお世話にならず、身の回りのことができるといいですね。
具体的に個々人で何をするかという、例えば、身体を動かすとか趣味を持つ
等については今回はお知らせせずに、行政の取組みと地域包括支援センター
の具体的な動きについてお知らせします。
平成24年度の介護保険の改正で、地域包括ケアシステムの構築を2025年までに
行うということがあげられています。
ここで、地域包括ケアシステムという言葉となぜ、そのシステムを2025年までに
作り上げなければならないのかという疑問が出てくるかと思います。
まず、地域包括ケアシステムですが「住み慣れた地域で」できるだけ長く元気で
自分でできることは自分で行うために、介護が必要になる状態をできるだけ遅らせる
ために必要な予防や介護や医療や生活支援サービスや住宅のサービスを必要に応じて
組み合わせて提供するシステムです。
2025年というのは、団塊の世代の方々が、75歳になる年です。
2015年に団塊の世代の方々が65歳になり、いわゆる高齢者になり、
2025年には介護リスクの高い後期高齢者になるので、そのためのシステムを
今のうちから構築していこうというものです。
このシステムのコーディネート機関として位置づけられているのが
地域包括支援センターです。
2006年の介護保険の改正で地域包括支援センターができ、その機能強化を
図るべくさまざまな事業が取り組まれています。
そのうちのいくつかを紹介します。
まず、地域ケア会議です。これは、地域包括支援センターの職員やケアマネジャーが
作成する介護予防支援計画書(予防ケアプラン)を利用者の自立に向けた方向性を示す
ものとするために、行政や地域包括支援センターや専門職(リハビリ専門職、管理栄養士、
歯科衛生士)や介護予防サービス提供事業所が集まり行われる会議です。
結局、その会議でそうそうたるメンバーが集まり、何をするかというと、
ケアマネジャーなどが立てた予防ケアプランが利用者本人の自立を促すものになっているか、
自立できたら、サービスから卒業するようにすることを話し合う会議です。
利用者本人ができにくいことを期限を決めてできるようにして、
できるようになれば、介護保険サービスからの卒業ということになります。
たとえば、
現在 Aさん 掃除
・お風呂の掃除が出来ないのでヘルパーを利用したい。
将来像1
・自分は、お風呂掃除は入浴後に浴槽から出ないで水を流し、そのままスポンジで軽くこする事にした。
週2回はとっての長いスポンジで屈まずにこすることできれいになることをヘルパーと一緒に練習して確認できた。
・お風呂の掃除が出来ないのでヘルパーを利用したい。
将来像1
・自分は、お風呂掃除は入浴後に浴槽から出ないで水を流し、そのままスポンジで軽くこする事にした。
週2回はとっての長いスポンジで屈まずにこすることできれいになることをヘルパーと一緒に練習して確認できた。
将来像2
・今まで室内の掃除機かけはしていたがヘルパーが来るときにお願いするからしなくなった。
これからもヘルパーさんにお願いして掃除は自分ではもう歳だから出来ないと思う。
・今まで室内の掃除機かけはしていたがヘルパーが来るときにお願いするからしなくなった。
これからもヘルパーさんにお願いして掃除は自分ではもう歳だから出来ないと思う。
年をとっても、人のお世話にならず、身の回りのことができるといいですね。
Posted by 中津市地域包括支援センターいずみの園 at 14:47│Comments(1)
この記事へのコメント
システムの内容等は私も勉強不足で意見するほどの知識がないため、省略致しますが‥ブログ内での情報提供(この事業の目指すところの一つ)としてはとても素晴らしいことだと思います。
Posted by 包括三光園 at 2012年09月19日 14:47